藍とインディゴの違いって??知らなかった!

藍とインディゴの違いって??知らなかった!

ずっと訪れてみたかった織屋さんへ連れて行って頂きました。
素晴らしい遠州織物がずらりと並ぶ、築100年の趣きのある蔵。
巻きの織物が所狭しと並べられている蔵の中で、大興奮してしまいました。

本かせ糸の状態で丹念に藍で染めを重ね、その一本一本の糸の持つ色や風合いを生かしながら織られた生地は、今まで手にして来たものとは風合い・色合い共に違っていました。
その深い深い何とも言えない藍の色合いに藍染とインディゴ染めって違うの??と初めて調べてみたのです。

藍染めがこよなく好きなのに、藍染とインディゴ染めが同じものだと思い込んで居ました。
インディゴ染めに使用される合成インディゴと藍は物質のレベルでは限りなく同じに近いものだそうです。
違いは、藍染めは“すくも”という天然材料を発酵させた液体を使用して染めたものに対し、化学薬品を使用して染めたものがインディゴ染めなのです。
一般的に販売されているデニムなどがこのインディゴ染めです。

藍を発酵させて取れる本藍に、どうしても混ざってしまう不純物を除けば、インディゴは物質レベルではほぼ同じ。すくもには、インディゴと異なり、天然だからこその不純物が多少含まれていて、穿き込んでいくうちに、調和のとれていない色は自然に落ちていき、深みのある美しい藍本来の色が出てきます。
そうして、化学染料では決して出せない、天然藍ならではの深みある色合いに育つのです。
藍染の生地は貴重なのです。

なるほど。だからこそ、藍の色は言葉で説明できない、何とも言えないあの深い深い色合いなのだと納得しました。

今回、そのあまりに素晴らしい藍染の生地に魅了されて、予算オーバーとなってしまう程生地の仕入れをさせて頂きました(;・∀・)
きっと、何に仕立ててもいいものが出来上がるだろうなぁと期待が高まります♪

次回は、前回触れた話題 更年期の不安な気持ち。
それと少しだけうまく付き合って行けそうな、気持ちを切り替えるヒントを見つけたので、それに付いて書きたいと思います。

また、金曜日に更新します!←目標ですっ( ̄▽ ̄)ゞ
よろしくお願いします( `・∀・´)ノ