素材とパターンでつくる大人カジュアルⅠ

素材とパターンでつくる大人カジュアルⅠ

広島県福山市tricoterトリコテ様で開催中の
2026年2月28日(土)~3月15日(日)
10:30~17:30 3/13(金)の午後は休み

linenu works展 “これからの私に似合うもの”

年齢・体型・心の変化を受け入れ、ほんの少し自信をくれる・・・
そんなお洋服を目指して製作しています。
トリコテさんにお届けしたお洋服の中から、いくつか順にご紹介していきます。

1枚目の画像はCoccon Ease コクーンシルエットのワンピースは、身体を優しく包み込んですっきりと。
身体のラインをひろわないシルエットは、ギャザーを使わないので膨らむことなく、でも身体を締め付けることなく着心地よく過ごせます。
フレンチスリーブの様に見えて、ドロップショルダーになっているので、二の腕も思った以上に目立ちません。
お手持ちのカーディガンや、一緒にお届けしているデニムジャケットを羽織っても・・・

こだわりを詰め込んだこちらのデニムジャケット。
数年にわたり形を練って来ました。
パターン製作からサンプル製作まで進めてみるものの、なかなか納得の行くものにはなりませんでした。
それでも諦めきれず、修正を繰り返し、ようやく今のパターンにたどり着いたのです。

さてそこから、ではデニムはどう手配するのか・・・
これまで気に入って使っていた遠州デニムは、今や同じものを織るには様々な原材料の値上がりにより倍以上のコストがかかる状況。
その現実を前に、しばらく足踏みをしていました。

ようやくたどり着いたのは、一度 ”遠州” という枠を外し、それでも国産であることだけは譲れず、商社に問い合わせサンプルを取り寄せてはみたものの、決め手に欠けていました。
こうなったからには、時間やコストを惜しまず探し抜こうと、全くお取引のなかった先から取り寄せた多くのサンプルの中から出会ったのが今回のデニムです。

岡山県の井原デニム。
世界でも高く評価される、確かな品質を誇るデニムで、旧織機で丁寧に織られたデッドストックを手に入れることができました。

このデニムを、信頼のおける職人さんの手に託し塩縮加工を施していただきました。
塩縮加工とは、素材が本来持つ性質を活かし、生地にさりげない凸凹とした表情を与える加工です。
連続の機械加工ではなく、丸二日をかけて、つけ込み・ワッシャー洗い・乾燥とそれぞれの工程を一つずつ丁寧に進め、機械では再現できない独特の表情とやわらかな風合いを作り出して下さいました。

巻きの状態から生地を裁断をする際に、工場に持ち込む前のデニム特有のパリッとした硬さがなくなり、とてもなめらかで11オンスとは思えないほど、やわらかな風合いに驚きました。
やわらかくなっただけでなく、加工により繊維が引き締まることで、程よい強さが生まれ、着こむほどに風合いのよさを感じていただくことができるオリジナルのデニムなりました。

パターンは、これまでのリネヌウアイテム同様、流行を追わず、着丈・身幅・ポケット位置・ポケットの仕様・アームホールのゆとり・ボタンの選定まで、細かなこだわりを重ねた、大人にふさわしい一着に・・・

その他のアイテムに付いても、また改めてご紹介させていただきます。